あがり症で精神科へ通いたいあなたへ
あがり症で精神科を探しているあなたへ。
あがり症は、正式には社交不安障害といいます。
あがり症の原因にはさまざまな要因があり、
特定しにくく、治療法も様々です。
また、あがり症を専門に治療を行っている病院も少なく、
医師によって見解が違うため、患者は戸惑ってしまうかもしれません。
あがり症を病院で治療しようと思ったとき、どこに行けばよいのでしょうか?
あがり症と精神科
精神科系の病院には、精神科、心療内科、メンタルクリニックなど、名前の違う病院がたくさんあります。
精神科はイメージが悪く、行くのに抵抗を感じる人もいますが、
心療内科やメンタルクリニックと同じ治療、同じ薬の処方をしています。
イメージだけで診療科を選ばず、治すことを優先に考えることをお勧めします。
精神科では、あがり症の病気には薬を使って治療します。
薬事療法という治療法に基づいて処方するため、改善率が高いのが特徴です。
また、ただ薬を出すだけではなく、カウンセリングをもとに治療を行うので、
病院では自分の悩みや症状が現れる場面などを詳しく相談するとよいでしょう。
精神科では医師が患者に課題を出し、少しずつクリアしていくことで、あがり症を克服していきます。
はじめはハードルを下げ、やさしい課題からクリアしていき、成功したら少しレベルを上げ、
だんだん難しい課題に取り組んでいくようになります。
そうすることで、自信がつき、苦手な状況でも対応することができるようになります。
こういった治療途中に、あがり症に効果のある薬を処方していきます。
そのため、精神科であがり症を治療するには、通院することと、
いきなり治すのではなく、少しずつ改善していくという気持ちが必要です。
苦手なことや不安なことは、医師に隠さず相談し、
焦らずゆっくりと治療していくのが病院での治療の大切なポイントです。