あがり症を防ぐ予防を教えて!
あがり症の予防を知りたいあなたへ。
あがり症は、不安や緊張を感じたときに引き起こされてしまいます。
手の震えや赤面など、さまざまな症状が現れてしまうため、症状が発生しにくくなるよう、予防法を立てておくとよいでしょう。
あがり症の予防法
手の震えの予防
手の震えを無理に抑えようとすると、腕や手に力が入りすぎて
震えがひどくなってしまったり、字が汚くなってしまったりします。
震えを抑えるには、「誰かに見られている気がする」や
「字が汚い、おかしいと思われている」などの意識から、
「読める程度の字がかけていればいい」という気持ちを持つと良いでしょう。
また、利き腕とは反対の手で書く方がきれいに書けるというケースもあります。
極度に緊張しているときには、反対の手で文字を書いてみるのも効果的です。
赤面の予防
冷却用のシップなどを、目立たない大きさに切り、首の後ろなどに当てておくと、冷却効果があります。
首を冷やすことによって顔面の毛細血管が収縮し、赤面を抑えることができます。
多汗の予防
自律神経の乱れにより、手足のほてりや多汗症などが引き起こされます。
毎日の入浴時に、汗腺のトレーニングをすることで、汗のバランスを整えることが出来ます。
①熱めの浴槽(43度くらい)に腰の辺りまでつかります。
②正座をしたり、お風呂用の椅子に座るなどをし、15分程度、膝から下までと手首までを浸します。
③36度程度に水温を下げ、15分程度全身をつかってください。
④風呂から上がったら、服をすぐに着ないで汗を乾燥させます。
熱めのお湯につかって汗腺を刺激し、全身で体温を放出させることで汗腺のバランスを整えることができます。
話し方の予防
あがり症の方が一番悩んでいるのは、話し方だと思います。
しかし、話し方というのはあがり症の人ではなくても難しく、失敗を繰り返しがちです。
人前にたって話をするときは、まず失敗やあがり、吃音になることを恐れないことが重要です。
話し方に自信がないと、相手は話を聞く気持ちがなくなってしまいますので、
自信をもって話をするよう心がけましょう。
また、アドリブやぶっつけ本番では決して成功しません。
何度でもリハーサルをし、本番に臨むように心がけてください。
言いたいことがあっても、人前に立つと真っ白になってしまう方は、話の内容をメモしておくと良いでしょう。
頭の中で考えるだけでなく、文字などにすることでアウトプットされ、頭の整理ができます。
あがり症の予防は、毎日少しずつ続け積み重ねていくことが大切です。
また、一人で抱え込まず、信頼できる家族や友人、医師に相談しながら、
解決していくことをお勧めします。