あがり症に効く薬を教えて!
あがり症の薬を探しているあなたへ。
あがり症は人前に立ったときや、極度に緊張したときなどに、
顔が赤くなったり、汗が大量に出てくる症状です。
これらの症状は社会不安障害とよばれ、
近年医学的な研究が進められています。
原因や治療法はまだ特定されていませんが、
一般的には薬物による治療と、認知行動治療が行われています。
日本での薬物による治療は、坑不安薬や坑うつ薬などを投与します。
一部の病院では、薬と認知行動治療を併用して行い、あがり症を治療しているところもありますが、
薬による治療が大半です。
あがり症の薬
SSRI
坑うつ薬として近年開発され、日本ではルボックス、デプロメール、パキシルなどの薬名で売られています。
SSRIは脳内物質のセロトニンとドーパミン神経系の働きを適切に保つ薬です。
セロトニンが減少すると、不安や緊張、悲観的思考を起こし、あがり症やうつ病などを発症しやすくなります。
ベンゾジアゼピン系抗不安薬
即効性があり、あがり症の症状が深刻な場合に投与されることの多い薬です。
GABAと呼ばれる神経の極度の興奮を抑える物質の働きを高め、
気持ちを落ち着かせたり、緊張、不安などを抑える薬です。
ベータ遮断薬
高血圧の患者に処方されることの多い薬ですが、心臓の収縮力を弱め、
脈拍を落ち着かせる作用により心拍数を減らします。
心拍数が上昇すると、不安や苛立ち、緊張などが引き起こされるので、
服用することによりこれらの症状を抑えることができます。
ベータ遮断薬は、軽度のあがり症の治療に用いられています。
薬物の治療は即効性がありますが、依存症や副作用などの危険もあります。
飲み合わせの悪い薬、用法、用量を守って正しく服用し、医師との相談の上
治療に当たることをお勧めします。
あがり症の薬の服用を考えているあなたへ
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